ピザづくりの醍醐味は生地作りでありますが、圧倒的に面倒くさいのが生地作りなのも揺るがぬ事実です。
まず計量が面倒だし、手がベタベタになるのも嫌いだし、おまけに力仕事で疲れるし、もはやブラック企業の休日出勤ばりの過酷な労働なのであります。
「絶対にそんなしんどいのはイヤッ!でも、美味しいのは食べたいっ!」
そんな怠け者の食いしん坊が辿り着く幻想は、楽して旨いピザが食べれればいいのにという半ば夢物語のような妄想でありますが、この度、その妄想を叶えるウルトラテクをご紹介しようとしておる次第であります。
・オーブンいらず。フライパンとトースターでできる
・とにかく美味しい生地のピザが食べられる
この続きを読めば安く、楽に、手間なく、旨いピザが食べられるのです。
それではコーヒーでも飲みながらさらっと読んで、ちゃちゃっとつくってみましょう!
目次
- 測るhttp://#測る
- 混ぜる
- 待つ(発酵)
- 焼く
- 具をのせる
- 焼く(仕上げ)
まとめ
1.測る
さっそくですが計量します。面倒ですけど(陳謝)
材料 | 分量 |
強力粉 | 100g |
塩 | 2g |
イースト | 0.2g |
ぬるま湯 | 80~100ml |
※砂糖を少し足せば発酵を促進させられます。寒い時などに入れると良いです。
まず強力粉100gを測ります。
面倒なら200mlの計量カップすりきりでだいたい100gになりますのでそれをボウルに入れます。
次に塩2gを同じボウルに入れます。
小さじ半分のちょっと少ないくらいです。
ティースプーンでもオッケーです。
指で測るなら親指、人差し指、中指の三本でつまんで2~3回分。(1回が0.6~1gです)
ドライイーストを入れます。
0.2gと少量なので難しいですが
小さじかティースプーンで半分の半分の半分くらいです。
つまり、ちょっとだけいれればオッケーです。
最後にぬるま湯です。
先ほど、粉を測った時の計量カップを使って、80~100mlをボウルに入れます。
粉と水を同量にするのがポイントです。
2.混ぜる
ボウルに入れた粉と水を混ぜます。
しっかり混ぜる必要はないです。
なのでゴムベラである程度均一になるように混ぜます。
ラップをして室温で放置して発酵させます。
20~30分ほど自由時間です。ダラダラしてください。
3.待つ(発酵)
ゴムベラに水をつけボウルの底から生地を持ち上げ折りたたみます。
これを何度か繰り返し、ひとまとまりにしていきます。
もういちどラップして発酵させます。
20~30分たったら、再度ゴムベラを水につけ何度か折りたたみます。
またまたラップして発酵させます。
4.焼く
ずいぶん時間がかかるなぁと思い始めているかもしれませんが、その通りです。
楽だけど、時間がかかるのがこの生地最大のデメリットなのです!
というより、手作り生地で時間のかからないものなど皆無なのであります。
(あったらスイマセン)
ここで、焼く前に成形作業をしなければならないのですが、このとんでもなく柔らかい生地を手で成形するのは難しいし打ち粉がたっぷり必要でそこらじゅう粉まみれになるし、何より、面倒くさいのでクッキングシートを使って焼いていきたいと思います。
まず、クッキングシートをフライパンに合わせてカットします。
カットしたクッキングシートを対角線上で折り三角形にします。
下図の1~5を参考に折りたたんでいき最後にハサミで余分な部分を切り落とします。
広げればちょうどフライパンのサイズに収まるクッキングシートになります。
クッキングシートをフライパンに広げその上にゴムベラを使ってピザ生地をのせます。
いよいよ焼いていきます。
フタをして弱火で焼きますが、焼き時間はフライパンのサイズにより変わってきます。
直径20センチほどの小さめのフライパンなら、生地の厚みが出るので片面15分ずつほど。
直径26センチくらいのフライパンであれば片面8~10分ずつといったところでしょうか。
片面が焼けたらフライ返しで裏返して反対側も焼きます。
ちなみに、クッキングシートなしでフライパンにオイルを熱してから焼くこともできます。
香ばしくカリッとした触感に仕上がるので、私はこっちの方が好きです。
5.トッピング
ここまでくればほぼ完成です。
焼けたピザ生地にお好みのソースや具をのせていきます。
もちろんチーズもお忘れなく。
6.焼く(仕上げ)
仕上げはトースターで焼きます。
フライパンでも焼けなくはないですが、やはりチーズをこんがり仕上げるには上からの火力が必要不可欠だと思います。なので魚焼きグリルでもよいですね。
ソース、具、チーズに火が通れば完成です!
まとめ
ざっくり流れをおさらいすると、
計量したら材料を混ぜ合わせ、待って混ぜて待って混ぜて、焼いてのせて焼く。
以上。
待ち時間が長く待ちきれなくなるというデメリットもありますが、美味しいピザにありつくためにあえて空腹を増長させているのです。がまんがまん。
チャレンジしてみてください!
より本格的なピザをつくりたい方は、「本格ピザ生地レシピ」をぜひご覧ください。
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