作り方や効果などを解説していきます。
-目次-
梅干しでつくる生薬
効果がすごい
自然療法の先駆者、東城百合子先生の本にも登場
手づくりしよう
必要なもの
つくり方
摂取方法と量の目安
梅干しでつくる生薬
「梅干しの黒焼き」
そのなぞの響きに困惑される方もおられるでしょうが、実は漢方、生薬、健康食品としてかなり有名なのです。
商品として販売もされています。
漢方では黒焼きにすることで栄養価が増すと考えられており、蛇やイモリ、ミミズなどを黒焼きにして奇病や起死回生の薬として昔から使われてきました。
また、ナスのへたを黒焼きにしたものは、歯のトラブル改善の役に立ちます。
効果がすごい
まず特筆すべきはその効果です。
・冷え性 、血行促進
・心臓疾患、血栓予防、動脈硬化の改善
・ガン予防
・疲労回復
・生理痛 、乗り物酔い
・下痢止め、食中毒、解毒作用
・腹痛、虫下し
・解熱、風邪(インフルエンザ)、頭痛
・認知症予防、老化防止、酸化還元作用
これほど多くの効果が期待できるって驚きです。
特に冷え性の改善に効果が高いと言われています。
冷え性を改善することで血の巡りが良くなり、生理痛の緩和や血栓の予防など様々な症状の緩和が期待できるとそうですよ。
自然療法の先駆者、
東城百合子先生の本にも登場
古くから伝わる民間療法と東洋医学に基づいた自然療法を本にまとめ、ご自身も実践されてきた東城百合子先生。94歳で天寿を全うされた先生を支持する人は今も後を断ちません。
そんな先生の本にも登場する梅干しの黒焼きですが、身近な梅干しを使うのでとっつきやすさはあるものの、つくるとなると非常に面倒な代物です。
ただ、チャンスがあれば是非やってもらいたいのです。
なぜなら日持ちするからです。
チャンスっていつよ?って、
それはバーベキュー!
手づくりしよう
なんと黒焼きは手づくりできます。
自家製の梅干しでつくるならこれほど安心なことはありません。
ましてやそれが、自分の家の庭で採れた梅でつくった梅干しならなおのこと。
無農薬無添加でつくった梅干しで黒焼きをつくって健康維持に役立ててください。
(できれば3年経った梅干しが良いらしい)
必要なもの
・峠の釜めし弁当の陶器の器と蓋
(または使わなくなった土鍋)
・梅干し
・小麦粉(半カップくらい、100gくらい)
つくり方
①バーベキューの準備の傍ら、峠の釜めしの器に梅干しを重ならないように並べていきます。
底面だけでなく側面にも入れて大丈夫。
つくるのが面倒な分、できる時にたくさんやってしまいましょう。
そして蓋をします。
次に小麦粉をボウルに入れ、半量ほどの水でこねていきます。
パンやピザをつくる要領でこね、粉と水がしっかり混ざるようにします。
②粘土くらいの硬さになったら棒状に伸ばし、
③器と蓋を塞ぐように貼り付けていきます。(密閉します)
バーベキューの炭の準備ができていれば、弱火のあたりへ土鍋を置いておきます。
このままじっくり4~5時間ほど。
もちろんお家のコンロでも同様にできます。
冷ましてから蓋を開け、炭になった梅干しをすり鉢で粉状にしていきます。
種は取り除きます。
できたら瓶などに入れて保管しましょう。
摂取方法と量の目安
耳かき1杯ほどの少量を摂取してください。
白湯に溶いたり、食事に直接ふりかけても大丈夫。
体調が良くなるまでは常用しても構いませんが、良くなったら常用はやめ、不調時だけ飲むようにすると効果がより高まるそうです。
朝と晩の2回飲むことができます。
体調に合わせて量を加減し、多量の摂取は控えるように注意してください。
まとめ
では今回の話のまとめをしていきます。
とにかく「梅干しの黒焼き」は健康維持に効果がありそう。
そして、自分でもつくることができる。
けっこう面倒だけどやれないことはないので、
自分が安心して飲める常備薬としてつくっておくのは
精神安定上、とても有効ではないかと思います。
このブログが参考になれば幸いです。
それでは最後までお付き合いくださりありがとうございました。