うちにはまだオーブンがなくて、ピザを焼くのにどうしようかと思っていたところ天火オーブンなるものの存在を知りました。
直火を下部からあてることで庫内に熱を溜め、パンやケーキが焼ける仕組みらしいです。
探してみると、すでに製造しているメーカーはないようです。
中古品は出回っていて、キャンプ人気の影響で相場は2~3万ほどになってます。
電気のオーブンレンジが買える価格ですね。
できればガスで焼きたいなぁと思っていたところ、知人が使っていない天火オーブンを持っているというではありませんか。
実物を借りて使用感をみさせてもらえることに。運がいいです、アタシ。
使ってみた
かなり年季が入っているので全体的に錆びまくっているものの、実際に火の上に置いてみると、ちゃんと庫内が温まってきました。
中火で10分ほど予熱してから手をかざしてみると、体感温度250℃。
温度計が壊れているので正しい温度はわかりません。
もう少し待って300℃で焼きたいところですが、我慢できずにピザをいれてしまいました。
焼き上がり
じんわり火が入っていってる感じです。縁がゆっくり膨らんでいるのが見えます。
ただ、焼き色がつくまで温度が高くないようです。
5分ほど焼き続けてみましたが、うっすらとしか焼き色は付きませんでした。
やはり、もう少し庫内温度を高めてから焼いた方がよかったようです。
仕上げにバーナーでこんがり焼いて無理やり完成させました。
食べてみた
縁はふっくらして美味しく焼けてます。
焼き時間が若干長いせいか、生地が硬く感じるもののマズい印象はありませんでした。
使いこなせれば、美味しいピザが焼ける未来が想像できます。
やってみた感想
据え置きのオーブンは場所をとるし、かといって電気オーブンでは嫌だったので、新たな選択肢としてとても興味深く有意義な経験ができました。
使い勝手が良いなと思う部分は、移動させれるところ。キッチン以外の屋外での使用など、キャンプやアウトドアにも使えるのは大きなメリットです。イベント出店時にも役立つかも。
反面、使いづらいと感じたのはサイズ感が思ったより大きいということ。
うちのキッチンのガスレンジは業務用の4口のものですが、天火オーブンを置くと奥の一口が使えなくなりました。
結論
天火オーブンを導入するか、否か。現在夫婦で協議中ですが、ほぼ導入の意向で固まっています。
サイズ感がちょうどいいのが見つかるといいのですが、あまりに古いものは状態も悪いものが多いので、まだ時間がかかりそうです。
以上、天火オーブンの使用体験レポートでした。