石窯風の仕上がり!ダッチオーブンで作る本格ピザレシピ

ダッチオーブンで焼くピザ

ピザをダッチオーブンで焼く魅力とレシピ

ピザは、家庭で簡単に楽しめる料理の一つですが、オーブンを使わずにダッチオーブンで作ると、キャンプやアウトドアでの食事がより特別なものになります。ダッチオーブンはその厚みと重さで、蓄熱性が高く、均一に熱を伝えることができるため、石窯で焼いたような香ばしいピザを作るのに最適です。この記事では、ダッチオーブンを使ってピザを焼く際の魅力やレシピを紹介します。

ダッチオーブンでピザを焼く魅力

ダッチオーブンを使った料理の魅力は、その調理法にあります。蓋をして食材を包み込むことで、蒸し焼きのような効果が得られ、しっとりとした仕上がりになります。また、火を上下から当てることで高温を保ち、ピザの生地が外はカリッと、中はふんわりとした理想的な焼き加減になります。

さらに、ダッチオーブンはアウトドアでも簡単に使用でき、キャンプやバーベキューで大活躍します。直火や炭を使って手軽にピザを作れるため、自然の中で特別な食事を楽しむことができます。ピザをダッチオーブンで焼くと、炭火の香りがほんのりと生地に移り、市販のオーブンでは味わえない風味が加わるのも特徴です。

ダッチオーブンでピザを作る手順

それでは、実際にダッチオーブンでピザを焼く基本的なレシピをご紹介します。シンプルなマルゲリータを例にしますが、トッピングは自由にアレンジできます。

材料(直径25cm程度のピザ1枚分)
  • ピザ生地
  • 強力粉:200g
  • ドライイースト:小さじ1
  • 塩:小さじ1/2
  • 砂糖:小さじ1
  • 水:120ml
  • オリーブオイル:大さじ1
  • トマトソース:適量
  • モッツァレラチーズ:100g
  • トマト:1個(薄切り)
  • バジル:適量
  • オリーブオイル:適量
  • 塩、こしょう:少々
手順
  1. ピザ生地の準備
    大きなボウルに強力粉、ドライイースト、塩、砂糖を入れて混ぜます。次に、ぬるま湯とオリーブオイルを加えて、手でこねます。生地が滑らかになるまで10分ほどこねたら、ボウルに入れてラップをかけ、1時間ほど室温で発酵させます。生地が2倍に膨らんだら準備完了です。
  2. ダッチオーブンの準備
    ダッチオーブンを予熱します。炭火または薪火を使う場合は、底に炭を敷いてダッチオーブンを温めます。家庭で使用する場合はガスコンロやIHでも可能です。ダッチオーブンはしっかりと予熱することで、生地が均一に焼けるようになります。
  3. 生地の成形とトッピング
    発酵が終わった生地を取り出し、軽くガスを抜いたら、丸く伸ばします。手で伸ばすか、麺棒を使ってダッチオーブンに収まる大きさに整えましょう。ダッチオーブンの底に軽くオリーブオイルを塗っておくと、生地がくっつきにくくなります。生地をダッチオーブンに入れ、トマトソース、モッツァレラチーズ、トマト、バジルを乗せます。オリーブオイルを回しかけ、塩とこしょうで味を整えます。
  4. 焼き上げる
    ダッチオーブンの蓋をして、火の上に置きます。炭を使う場合は、蓋の上にも炭を置き、上下から均一に熱を加えます。ピザが焼けるまで約10〜15分待ちます。チーズがとろけ、クラストがこんがりと焼けてきたら完成です。

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ダッチオーブンで焼くピザのコツ

ダッチオーブンでピザを焼く際には、いくつかのポイントに気を付けると、よりおいしく仕上がります。まず、ダッチオーブンをしっかりと予熱することが大切です。冷たいダッチオーブンに生地を入れると、焼きムラが出やすくなります。また、トッピングを乗せる前に、生地だけを軽く焼く「プレベイク」を行うと、底がカリッと焼き上がります。

火加減の調整も重要です。直火の場合、強火にしすぎると生地が焦げやすいため、弱火でじっくりと焼くのがポイントです。炭を使う場合は、上下の火力をバランスよく配分し、均等に熱を伝えるようにしましょう。

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まとめ

ダッチオーブンで作るピザは、家庭のキッチンでもキャンプ場でも、特別な体験を提供してくれます。蓋をすることで生まれる蒸気が生地をふっくらと仕上げ、石窯で焼いたかのような香ばしさを再現できるのが魅力です。初心者でも簡単に挑戦できるので、ぜひ次回のアウトドア料理にピザを加えてみてはいかがでしょうか?

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キャンプにも使える天火オーブンでピザを焼く

天火オーブン
天火オーブン

うちにはまだオーブンがなくて、ピザを焼くのにどうしようかと思っていたところ天火オーブンなるものの存在を知りました。
直火を下部からあてることで庫内に熱を溜め、パンやケーキが焼ける仕組みらしいです。

探してみると、すでに製造しているメーカーはないようです。
中古品は出回っていて、キャンプ人気の影響で相場は2~3万ほどになってます。
電気のオーブンレンジが買える価格ですね。

できればガスで焼きたいなぁと思っていたところ、知人が使っていない天火オーブンを持っているというではありませんか。
実物を借りて使用感をみさせてもらえることに。運がいいです、アタシ。

使ってみた

かなり年季が入っているので全体的に錆びまくっているものの、実際に火の上に置いてみると、ちゃんと庫内が温まってきました。

中火で10分ほど予熱してから手をかざしてみると、体感温度250℃。
温度計が壊れているので正しい温度はわかりません。

もう少し待って300℃で焼きたいところですが、我慢できずにピザをいれてしまいました。

天火オーブン使用中

焼き上がり

じんわり火が入っていってる感じです。縁がゆっくり膨らんでいるのが見えます。
ただ、焼き色がつくまで温度が高くないようです。

5分ほど焼き続けてみましたが、うっすらとしか焼き色は付きませんでした。

やはり、もう少し庫内温度を高めてから焼いた方がよかったようです。

仕上げにバーナーでこんがり焼いて無理やり完成させました。

天火オーブンで焼いたピザ

食べてみた

縁はふっくらして美味しく焼けてます。
焼き時間が若干長いせいか、生地が硬く感じるもののマズい印象はありませんでした。

使いこなせれば、美味しいピザが焼ける未来が想像できます。

やってみた感想

据え置きのオーブンは場所をとるし、かといって電気オーブンでは嫌だったので、新たな選択肢としてとても興味深く有意義な経験ができました。

使い勝手が良いなと思う部分は、移動させれるところ。キッチン以外の屋外での使用など、キャンプやアウトドアにも使えるのは大きなメリットです。イベント出店時にも役立つかも。

反面、使いづらいと感じたのはサイズ感が思ったより大きいということ。
うちのキッチンのガスレンジは業務用の4口のものですが、天火オーブンを置くと奥の一口が使えなくなりました。

結論

天火オーブンを導入するか、否か。現在夫婦で協議中ですが、ほぼ導入の意向で固まっています。
サイズ感がちょうどいいのが見つかるといいのですが、あまりに古いものは状態も悪いものが多いので、まだ時間がかかりそうです。

以上、天火オーブンの使用体験レポートでした。